RennSaitoAndHisPOPism

サイトウレンの新しいブログ。

失われたモジュール

Windows10搭載のPCにSONAR X3 STUDIOをインストールした際に、ProChannelモジュールのいくつかが反映されなくて悩んでいた。
特に「PC-76 U-Type コンプレッサー」と「BREVERB 2_64」は愛用していたのでこいつが無くなるとなかなか不便である。
TASCAMに問い合わせても軽くあしらわれてしまい途方に暮れていたのだけど、無事に自己解決したのでメモしておく。

そもそも、SONAR X3シリーズはWindows10に対応していないので、Win10上での不具合を問い合わされても知らん!ってことらしい。
だからWin10の人は四の五の言わずにアップグレードしなさいってことね。
仕方ないので、SONAR X3 STUDIOからSONAR PROFESSIONALへアップグレード。まんまと。

ところが、X3 STUDIOに搭載されていたProChannelの「PC-76 U-Type コンプレッサー」等一部のモジュールは、PROFESSIONALでは見当たらない。そこは私の見落としなので、誰も責めやしないけど…。あんまりだ…。
X3 STUDIOからそれらを引き継ぐことは可能らしいのだけど、それはWindows7もしくは8上でX3をうまくインストールできていた場合の話。
Win10上でProChannelのインストールに失敗していると、当然引き継ぎはできない。
これに関して問い合わせても、向こうにはゴニョゴニョと濁されて未解決。
諦めて別のコンプなどを使うことにして強引に解決。モヤモヤ。

※ちなみに、Win7時にSONAR X3をインストールして、そのWin7をWin10にアップグレードした場合はなんの不具合もなくSONAR X3は使用できていた。念のため。

それから数日後。
なんとなーくSONARのフォルダを行き来していたら、たまたま見つけた「Saturation Knob.dll」、「PCS-GlossEQM.dll」という2つのファイル。
あれ?これはもしかして!?
と、すぐに過去に使用していたWindows7時代にX3 STUDIOをインストールしたPCの同じフォルダ内を覗いてみれば、
そこには「BREVERB 2_64.dll」、「PCS-NukeCM.dll」、「PCS-CakeSM.dll」、「PCS-BusCM.dll」といった、失われたモジュールたちのファイルがわんさかあるじゃないか。
すぐにそいつらをコピーしてUSBへぶち込んで、現Win10PCへと輸入。
するとどうでしょう!
Win10にインストールしたSONAR PROFESSIONALに、「PC-76 U-Type コンプレッサー」等、失われたモジュールたちが姿を見せたではありませんか!

あとから考えてみれば、まあなんとも単純な話だったわけで…。
実はもうひとつ不具合と直面している私はそこまで考える余裕がなく、偶然辿り着いたという話。笑

でもなんでTASCAMはこれを教えてくれなかったのだろう。

ちなみに上記のフォルダというのは、
C:\Program Files\Cakewalk\Shared Utilities\Internal
↑ここ。
ここを開き、反映されなかったdllファイルをコピペすればいいだけだったのよ。

┐(´д`)┌ヤレヤレ